みえアウトドアヤングサポーター育成事業・安全管理&アウトドア技術力向上セミナー(海コース)

2022年10月15・16日(晴れ)

場所:古里海岸(三重県北牟婁郡紀北町)

この日は新たなサポーター育成に向けた、みえアウトドアヤングサポーター事業・海コースの安全管理&アウトドア技術力向上セミナーにサポーターとして参加しました。

天候判断もあり、到着後すぐに実践編。夜の火起こしのために用いる薪の調達を目的として、古里海岸を出て、豊浦海岸までカヤックツーリング。浜に打ち上がった流木を拾い集めた。これを薪にするのである。浜では、ウミガメの産卵跡やハマゴウの観察なども行った。漁船の往来もなく海も穏やかな日でした。

帰艇してから、各自テントの設営を練習しました。その後、講師の柴田さんによるロープワーク講習で、もやい結びと自在結びを学びました。もやい結びは、物に結ぶのと、自分に結ぶのと、2通りやってみました。物へのもやい結びはテントの設営や前回のロープワーク等で習得していましたが、自分の体へのもやい結びは、最初苦戦している参加者も多かったです。自在結びは、はじめて習う人が大半でしたが、皆、すぐに習得していました。苦手な結び方を参加者同士で教え合い、練習していました。

次に火起こしに挑戦。みえアウトドアヤングサポーターの参加証として各自にファイヤースターターが付与されました。まず、薪は、乾燥していて中身の詰まったものが焚き火に向いていることを教わりました。これからは、薪の良し悪しが確認できます。次にファイヤースターターの使い方を学んで、火起こしに取り掛かりました。火を起こした後も火を大きくするために細かく着火しやすい麻糸や木くずを用いること、薪のくべ方などを教わりました。苦戦している参加者もいたが、実際にファイヤースターターで火がつくと、そこかしこで歓声が上がっていました。

2日目は、出艇前に柴田さんと海図を用いてルートを確認した後、地震が起き津波が生じた際の海上での対応方法を教わりました。また、柴田さんがキャンプツーリングや夜間のカヤックツーリングのときに携帯している備品(浄水器、懐中電灯、ヘッドライト、ソーラー充電器など)について話を聞きました。

9時前に出艇し、赤野島、鈴島を回り、前日上陸した浜の隣の浜に上陸しました。鈴島の周囲では黒潮の色を感じられました。古里海岸に戻った後、カヤック・PFDなどの洗浄、荷物の整理を行い、最後に振り返りをして、解散しました。

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