みえアウトドアヤングサポーター育成事業・アウトドアサポート能力向上セミナー(海コース)

2022年7月16日(雨ときどき曇り)

場所:鳥羽湾・小浜(三重県鳥羽市)

この日は新たなサポーター育成に向けた、みえアウトドアヤングサポーター事業の海コースのアウトドアサポート能力向上セミナーに参加しました。

あいにくの悪天候のため、カヤックで出艇はしたものの、無理をせず、いつでも上陸できるように岸に沿って南下して三ツ島をまわり、広畑の浜に帰艇しました。潮流や、船の航路を横断する時は横一列で一気に渡り切ることなどを学びました。観光船やフェリーの多い鳥羽では、航路を横切るときは小さくまとまって、ダッシュしなくてはならない機会が多くあります。広畑の浜に帰って来てからは、セルフレスキューの練習を行いました。中にはセルフレスキューのタイムを競っている人達もいました。

雨が落ち着いた頃、ロープワークを教わりました。基本的なものから少し難易度の高いものまで様々な練習をしました。

講師である”アルガフォレスト”の柴田丈広さんに、鳥羽の海の潮流の面白さ、難しさと、離島が多い鳥羽の海の自然的な環境と、漁船や遊覧船など船の往来が多いという人工的な海の環境とそこでのアウトドア活動について学びました。「カヤックから見た鳥羽の海」ということで、鳥羽は伊勢湾と太平洋の境界線にあるため湾内の穏やかな海と外洋の荒い海の両方の特徴を持つのが特徴であること。また、島が多いため外洋のうねりの影響を受けにくい。しかし、島により潮流が複雑になっており、潮の流れが島にぶつかると、島の後方で本来の潮の流れとは逆方向の潮流が発生する。これを反流、反転流という。また、鳥羽は船の往来が激しいという留意点があることも学びました。

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