2022年7月2日(晴れ)
場所:銚子川・キャンプinn海山(三重県北牟婁郡紀北町)
この日は新たなサポーター育成に向けた、みえアウトドアヤングサポーター事業・川コースのアウトドアサポート能力向上セミナーに参加しました。
ガイダンスは熱中症対策のため、銚子橋の下の日陰で開始されました。その中で、県庁の方から、みえアウトドアヤングサポーター育成事業について話がありました。その後、最初に、PFD(Personal Flotation Device:パドリングスポーツ用に開発された浮具。厳密にはライフジャケットとは違います)の着け方を確認。参加者がペアで互いに説明をする練習をしました。場所を川岸に移し、2班に分けてレスキュー訓練とゆらゆら帯観察(海と川の境目)を行いました。スローロープを使った川でのレスキューの練習では、実際の場面を想定して、空のペットボトルを浮きにしたり、ドライバックを膨らませて浮きにしたり。スローロープの投げ方に工夫がいるため、苦戦する人もいましたが、救助が必要な人の川上側に上手に投げられるようになるまで何度も練習しました。
それから、川の様子の移り変わりを見ながら中流域に位置するキャンプinn海山まで歩いていきました。
キャンプ場では、講師である、キャンプinn海山の指定管理者”ふるさと企画舎”の田上至さんに銚子川の魅力や銚子川の透明度の理由、アウトドアのマナーとオーバーツーリズムなどの問題などについて教わりました。合間に川で捕まえたエビを焼いて、おやつとして食べました。決して川エビを取り過ぎない、自然とともに生きる姿勢も学びました。夕方、テントを設営する練習をしてからは、薪の割り方、火の起こし方、火種の作り方について田上さんから学び、日が暮れた後、ホタルの観察会もしました。